<概要> 管理対象のサーバーにあらかじめバックドアを仕掛けておき, リモートクライアントから同時にコマンドを実行するツールです. <注意> 管理対象のサーバーに root 権限でコマンドを実行できる バックドアを仕掛けるため,本ツールにセキュリティ上の 問題があった場合や,パスワードが漏洩した場合は致命的 なダメージを受ける可能性があります. パスワードはプレインテキストでサーバーとクライアント に保存され,本ツールはそのパーミッション等の管理に 一切注意を払いません. 通信経路を傍受された場合,パスワードは漏れないはずですが, コマンドの内容と実行結果は盗まれます. 使用するときは,iptables などで制限をかけ,FW の 内側のみで使用するようにしたほうが良いでしょう. また,信頼できるコードであるかどうかの判断は, ソースを見て判断してください. セキュリティ上の問題が含まれている可能性があります. <セットアップ> コマンドを実行したいリモートサーバーに以下の設定をします. 1./etc/service に以下を追加. tmmremote 78/tcp 2./etc/inetd.conf に以下を追加. tmmremote stream tcp nowait root /root/tmmremote/tmmremoted.pl /root/tmmremote/tmmremoted.pl /etc/tmmremote tmmremoted.pl の位置は適当に変えて下さい. 3./etc/tmmremote にパスワードを設定. 認証にするパスワードを書いておきます. 当然root以外がみれないパーミッションにします. <使用方法> 次のような list.txt を作成します. 省略サーバ名:サーバー名:認証パスワード sugar:sugar.laura.to:SugarLove pepper:pepper.laura.to:SugarLove その後, 1.コマンドを指定して実行する場合 tmmremote.pl list.txt で起動し,cmd> プロンプトが出たら実行したいコマンドを 入力します. コマンドが実行できるのは1つだけです. 色々やりたい場合は sh なり bash なりを起動してください. 2.スクリプトファイルを実行する場合 tmmremote.pl list.txt check.sh で起動します.